次の電車まで、あと1時間。駅で待つには少し長く、遠出をするには少し短い。そんな空き時間、何をしようか迷うことはありませんか。

全国総本宮 水天宮の社殿

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JR久留米駅なら、少し外へ歩いてみるのも楽しみのひとつです。徒歩5〜15分ほどのところに、川辺の神社や梅の名所、昔の暮らしに触れられる家があります。気になる場所を一つ訪ねて、帰りに駅前で甘いものを買う。それだけでも、小さな旅になりそうです。

お参りに、川の景色をひとつ足す。水天宮

駅の近くで、久留米らしい風景に触れたい。そんなときに歩いてみたいのが、筑後川のほとりにある水天宮です。

ここは、全国の水天宮の総本宮。安産や子育て、水難除けなどの祈願で親しまれています。神社でお参りする時間と、川のあるまちの景色。その二つを楽しめるのが、この場所のいいところです。

お参りを終えたら、すぐに駅へ引き返さず、筑後川のほうにも目を向けてみてください。行き先の名前を一つ覚えるだけでなく、そのそばに流れる川も一緒に思い出に残せそうです。

駅からは徒歩約8分。次の予定までの短い散歩にも、久留米を歩き始める最初の一か所にも、寄ってみたくなる神社です。

梅の季節に、わざわざ訪ねたい。梅林寺外苑

2月から3月に久留米を訪れるなら、気に留めておきたいのが梅林寺外苑。白梅や紅梅、しだれ梅などが咲く、駅から徒歩約5分の梅の名所です。

梅の開花期の梅林寺外苑と散策路

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同じ梅でも、枝ぶりや花の色はさまざま。まずは全体を眺めて、それから気になった木に近づいてみる。写真に収める一輪を探しながら歩くのも、花の季節の楽しみ方です。

梅林寺は、全国から修行僧が集まる禅の修行道場。その一角に、市民が集える場所として開かれたのが外苑です。お寺のすべてを見学するというより、この庭をゆっくり楽しむつもりで訪ねるとよさそうです。

開花の目安は2月上旬〜3月上旬。ちょうどそのころに旅の予定があるなら、駅の近くで春の気配を探してみませんか。

画家の名前から、その人の暮らしへ。坂本繁二郎生家

古い家や庭を眺めるのが好きなら、坂本繁二郎生家へ。久留米で育った洋画家・坂本繁二郎の生家で、市内に残る唯一の武家屋敷でもあります。

坂本繁二郎生家の外観と庭

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建物は、繁二郎が上京した20歳ごろの姿に復原されています。見てみたいのは、親友の画家・青木繁が居候したという茶室。二人が描いたとされる襖絵の複製も展示されています。

作品名や年表だけでは遠く感じる画家も、育った家を訪ねると、少し身近に思えてくるかもしれません。絵を描く人が暮らした部屋や庭に目を向ける、そんな美術の楽しみ方もあります。

庭園だけなら無料で、館内は高校生以上210円。駅西口から徒歩約5分なので、庭を眺める短い寄り道にも、建物の中まで見学する時間にも。開館は10時〜17時、月曜は原則休館です。

石垣を見上げて、まちの昔を想像する。久留米城跡

久留米城跡のおもしろさは、今も残る石垣と堀にあります。かつて有馬家の居城だった場所で、その姿を手がかりに、城のあったころのまちを想像する散歩です。

久留米城跡の石垣

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石垣を少し離れて眺めたり、近づいて石の積まれ方を見たり。昔の建物を訪ねるのとは違い、残されたものから景色を思い描く楽しさがあります。

本丸跡には篠山神社があり、有馬記念館では有馬家や久留米の歴史に関わる展示も見られます。城跡を歩いて、もう少し知りたくなったら記念館へ。興味が湧いたところで寄り道を増やせるのもうれしいところです。

駅からは徒歩約15分。今回の5か所では少し長めに歩くので、時間に余裕のある日に。川辺の神社や小さな庭とはまた違う、歴史のある久留米に出会えます。

帰り道に、八女のお茶をひと口。牛島製茶

散歩の締めくくりには、駅前で甘いものを。JR久留米駅東口すぐの牛島製茶では、八女玉露のソフトクリームを買えます。

緑茶ソフトクリームのイメージ(AI生成)

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八女本玉露ソフトクリームは500円。玉露とバニラのミックスは480円です。玉露にするか、ミックスにするか。最後にそんなことを迷う時間まで含めて、旅先の甘いものは楽しいものです。

ソフトクリームはテイクアウトのみで、店内に座って食べることはできません。カフェでのんびり過ごすというより、散歩のあとに一つ買って楽しむ寄り道に。営業時間は9時30分〜18時です。

遠くまで出かける時間がない日も、その土地のお茶を使った甘味なら、駅前で小さな楽しみが見つかります。

一つ寄れたら、それでいい

川を眺めたい日もあれば、庭に惹かれる日もある。梅が咲くころなら、花を目当てに歩くのもよさそうです。

5か所を全部回る予定を立てなくても、気になった一か所に寄るだけで十分。次にJR久留米駅へ来たとき、まだ行っていない場所を訪ねる楽しみも残ります。

電車を待つだけだった時間に、ちょっとした寄り道を。駅から歩ける距離にも、旅の続きを見つけられそうです。

お出かけのメモ

  • 水天宮:駅から徒歩約8分。久留米市瀬下町265-1。参拝の案内
  • 梅林寺外苑:駅から徒歩約5分。久留米市京町209。梅の花は例年2月上旬〜3月上旬。花の時期とアクセス
  • 坂本繁二郎生家:駅西口から徒歩約5分。久留米市京町224-1。10:00〜17:00(入館16:30まで)。月曜休館、休日にあたる場合は開館し次の平日が休館。12月28日〜1月3日も休館。庭園無料、館内は高校生以上210円・小中学生100円・乳幼児無料。土曜の高校生以下などの減免あり。見学案内
  • 久留米城跡:駅から徒歩約15分。久留米市篠山町444。有馬記念館は10:00〜17:00(入館16:30まで)、火曜休館(祝祭日は翌平日)。年末年始・展示準備期間にも休館あり。展示と開館カレンダー
  • 牛島製茶 JR久留米店:駅東口すぐ、えきマチ1丁目久留米1階。9:30〜18:00、1月1日休み。本文の価格は税込。店舗案内・ソフトクリームのメニュー